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---------------------------- 2005/05/01 管理人

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『マシュー・バーニー展』 @金沢21世紀美術館

金沢21世紀美術館外観アホなことに、アップするのをすっかり忘れていた。お盆(2005/08/18)に帰省した際に見てきた展示についての記事である。どうせもう終わった展示なので、読んでくれなくて結構。すね。

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「金沢21世紀美術館」 空間芸術と掃除の関係

金沢城跡、兼六園周辺は城下町金沢の中心として加賀前田家が権勢を誇った時代の風情を今に伝えているが、同時にそこは、近代から現代の金沢を物語るような時代時代の最新建築が見られる地域でもある。金沢という街は金沢城を愛しながらも、常にそれに対して挑戦的な現代の建設をし、城下町の超克を目指してきた。それが金沢の呼吸の仕方なのであろう。新しい建築「金沢21世紀美術館」という名前も、金沢が兼六園の時代で停止してしまうことへの反発が強くにじみ出ていて、非常に金沢らしい。

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ベン・シャーンの絵

玄関のベン・シャーン実家からベン・シャーンの絵が送られてきました。もちろん本物ではなくて、1981年に開かれたベン・シャーン展のポスターのようです。なぜ今それを送ってきたんでしょうか。押入の掃除でもしたのかしら。ふしぎな気分に引きずられながらも、さっそく新宿の東急ハンズへ行って額を買い、玄関の下駄箱の上に飾りました。

このポスターの中にプリントされた絵には『二十羽の白い鳩』というタイトルがついています。少し調べてみますと、これは『ラッキードラゴン』という一連の作品群に属していることがわかりました。1954年の第五福竜丸(Lucky Dragon)事件を題材に採っています。

ベン・シャーンの鳩画面の上部、半分以上が白い鳩に埋め尽くされています。白は白でも真っ白のあっけらかんとした明るさはなく、画面下部で亡くなった船乗りの肖像を高く掲げている赤い服の女の子と、茶色の柱のようなものにしがみついている男の子の眼差しから、強い憂いと哀切な平和への願いが伝わってきます。眼差しに見つめられて、ふとノスタルジックな気分とともに別の眼差しのことを思い出しました。

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